旅行に行ったら、なんか自分へのお土産が欲しくなっちゃう人も多いのではないでしょうか?そんなあなたにおすすめしたいのが、手作りの七味!七味作りを体験でき、自分だけの思い出の一品ともなります♪普段和食を好んで食べるという方やおじいちゃんおばあちゃんへのお土産をお探しの方などにもおすすめです。
京料理の味を引き立てる京七味
七味は料理を引き立たせる役割があり、地域によって少しずつ味が異なります。背景としては、それぞれの地域の食文化に合うように、素材や配合を変えているからです。えw
八坂の塔からすぐの「京山城屋」で七味作り体験
三年坂にある「京山城屋」は本当に八坂の塔からすぐ近く。市内から清水寺方面へ向かう際は必ずと言っていいほど、ほとんどの方が通る道だと思います。その途中にあるお店が今回七味作り体験をしてきた七味屋さんです。
ちなみに体験のお値段は¥1,100(税込)。体験以外にも、様々な香辛料を販売していますよ。
体験時間は30分程度でした。
まずは七味についての説明を受ける
最初に七味の原材料となる唐辛子やごまなどの産地などの説明を受けます。ここではお店のこだわりなどを知ることができます◎
金ごまと黒ごまをすりすり
七味について一通りの説明を受けたら、金ごまと黒ごまをすり鉢の中へ!量なども細かく指示してくれるので、だれでも簡単に作ることができちゃいます◎ごまをこぼさないように注意しながら、やってみてくださいね。
そしたら、ごまを程よくすりすりと…擦っているとだんだんとごまの香ばしい香りが!「いい匂い〜〜」なんて思っていると、いい感じにごまが擦られていました。たしか半分すり潰れる程度と言っていたような気がします。
ごまのいい香りがしてきたら唐辛子などの薬味を入れていく
ごまを擦り終わったら、次に各原材料をすり鉢の中に入れていきます。それぞれの分量は教えてくれますが、特に青のりは入れすぎ注意のようです。入れすぎてしまうと青臭い感じになってしまうのだとか。
入れるのは、以下の通りです。
- 唐辛子(旨味と辛さ)
- 焼唐辛子(香りと深み)
- 山椒(香り)
- 陳皮(香りとすっきり感)
- 青のり(香り)
すり鉢に各原材料を入れ終わると、彩り豊かでなんとも綺麗♪ここからは、空気が入るように優しく混ぜていきます。香り高い七味にするには、あくまでもやさしく、やさしく。
ベースを混ぜ合わせたら、自分好みにアレンジ
指示通りの分量で七味を作ったら、ここで味見です。だし汁に七味を少し入れ、七味の今の味わいを確かめます。このあとは、自分好みにしていくだけ!
個人的に辛めでごま感強めがよかったので、唐辛子系とごまをメインで追加しました。最後に陳皮も少し追加して、すっきり感を。最後に再度味見をして、味を確認です。結構辛い七味ができあがり、うどんなどにちょっと入れるとピッリっと辛い味わいと豊かな香りが楽しめるものになりました◎
最後に手作り七味を容器に入れて完成!
最後に容器に入れたら完成です!瓶が倒れないように注意しながら、最後はハケを使ってすり鉢についた七味を取っていきます。すり鉢の凹凸に意外と七味が挟まっていてびっくり!
七味の保存方法は冷蔵庫ではなく、“冷凍庫”がおすすめなんだとか◎冷凍庫で保存することで、七味の香りを長く楽しむことができるそうです。
しかも、冷凍庫から出してそのまま使えるそうなので、これは冷凍庫に保存の一択ですね!
手作り七味体験で良い思い出づくりを♪
今回の京都旅行でゲットしたお土産の中ではかなりお気に入りの七味。家族も気に入っていました!自分の七味食べる度に京都旅行の思い出が蘇るような素敵体験ができる「京山城屋」へぜひ足を運んでみてくださいね。気軽に30フン程度で体験できるので、時間がない方にもおすすめですよ。
七味作り体験のあとは、清水寺や二年坂など京都の風情を感じられる周辺スポットをぶらり♪