バンコクからバスで約2時間半のところにあるリゾート「パタヤ」は、バンコク旅行でも人気のスポット!バンコク市内からバスに乗車すれば、簡単にパタヤへアクセス可能です。
今回は、バンコクからパタヤまでのバス移動をレポート!バスターミナル(バス停)の場所やチケット代、時刻表についても解説しています。
バンコクからパタヤへバスで行く方法
バンコクからパタヤへバスで行く方法は、それほど複雑ではないので誰でも利用できると思います。
それでは、バスに乗車するまでに手順を解説していきます。
1. バスターミナルに行く
まずは、バンコク市内にあるバスターミナルに向かいます。バンコクにはエカマイとモーチットにバスターミナルがあり、観光客が多く利用するのは、市街地寄りでアクセスのいいエカマイのバスターミナルです。
バンコク東バスターミナル(エカマイ)
バンコク東バスターミナル(エカマイ) は、BTSエカマイ駅から徒歩約1分です。
バンコク中心部からアクセスしやすく、駅近のバスターミナルなので、観光客も多く利用しています。すぐ近くにはコンビニもあるので、バスに乗車する前に買い出しをしたい人にもぴったり!
バンコク北バスターミナル(モーチットマイ)
バンコク北バスターミナルは、BTSモーチット駅・MRTチャトゥチャック・パーク駅からタクシーまたはバイクタクシーで約10分です。
駅からバスターミナルまでの運賃は約50バーツ(約190円)です。駅から徒歩で向かうこともできないはないですが、徒歩20分以上かかるため、現実的ではありません。また路線バスを利用するという方法もあります。
パタヤ以外にも、チェンマイ方面やスコータイ方面へのバスも乗り入れている大きなバスターミナルです。
2. バスターミナルでチケットを購入
バスターミナルに到着したら、チケットカウンターでチケットを購入します。
エカマイバスターミナルのチケットカウンターの位置は、28番窓口。正面入り口からバスターミナルに入ると右側の一番手前のカウンターです。
バスの運賃は片道131バーツ(約510円)です。
バスターミナルでは多くの人に「パタヤ〜〜!」と叫ばれて客引きをされますが、それらは基本的にロットゥー(ミニバン)の客引きなので、バスでパタヤに行きたい方は間違えないようにしましょう。
私は、バスのチケットカウンターがわからず、この客引きの方に場所をしつこく聞いたら教えてくれました。わかんなかったら、「Big bus, Pattaya」と言ったら意外と教えてくれます。
ポイント
私が乗車した日も満席だったので、チケットカウンターで購入する場合は、乗りたいバスの20分くらい前には到着していると良さそうです。
バンコク東バスターミナル(エカマイ)からパタヤへの時刻表
バンコク東バスターミナル(エカマイ)からパタヤへのバスは、6:00〜21:00までの間で1時間おきに出発しています。バンコク東バスターミナル(エカマイ)が始発なので、バスの出発が遅れることはほとんどなさそうでした。
他のバスターミナルの時刻表や詳細情報は、バス会社の公式HPからご確認ください。
パタヤへのバスはオンラインでも予約可能!
実は、バンコクからパタヤへのバスチケットは公式サイトからオンラインでも予約可能です。
基本的には予約せずに当日バスターミナルのカウンターでチケットを購入すれば問題ありませんが、心配な方はオンライン予約しておくと安心です。
オンラインで予約するにはチケット1枚あたり10バーツ(約39円)の手数料がかかります。
3. チケット売り場裏手でバスの出発を待つ
チケットをゲットしたら、チケットブースエリアの裏側で待ちます。パタヤ行きのバスは、ターミナルの向かって右側の1番手前にやってきました!
ポイント
このタイミングでトイレに行っておくと安心です!(エカマイのバスターミナルのトイレは無料でした。)
トイレットペーパーがない可能性があるので、持参するようにしましょう。
4. 案内されたら、バスに乗車
およそ出発時刻の10分前にバスへの案内が開始されました。大きい荷物はトランクに預け、バスに乗り込みましょう。
バス乗車を利用する際の5つの注意点
バスを利用する際には、いくつかのポイントに注意するようにしましょう。
盗難に注意
バンコクからパタヤのバスは観光客が多く、盗難の危険をあまり感じませんでした。しかし、日本ではないので、身の回りの荷物をしっかりと管理するようにしてください。
以下のポイントを意識して、盗難を未然に防ぎましょう。
- トランクに預けた荷物はすぐに取りに行く
- 寝るなら貴重品の入った荷物は抱えて
- バックの口を開けっぱなしにしない
また忘れ物をしたら、基本的に戻ってこないので、バスを降りる時は忘れ物の確認することをお忘れなく!
車内は冷房強め
タイではあるあるですが、バスの車内も冷房が強めです。車内上部についている冷房の向きを変える部分が壊れている場合もあり、冷房が直撃状態となることも。外は暑いので、パーカーなど羽織を持ち込むと安心です。
トランクに大きな荷物を預ける場合は別料金
トランクに入れるような大きな荷物がある場合は、追加料金の支払いが必要です。
同じ荷物でしたが、行きは追加料金なし、帰りは追加料金(20バーツ:約80円)を取られました。一応ルールとしては、20kg以上の荷物は追加料金が発生するようでした。でも結構適当な様子だったので、当日の担当者次第という部分が大きそうです。
追加料金の支払いは、バス乗車時に荷物を預けるタイミングでした。
うっかりロットゥーのチケットを購入してしまわないように
前述しましたが、バスターミナルにはパタヤ行きのロットゥー(ミニバン)のチケットカウンターもあります。バスターミナル内では、ロットゥーの客引きが目立つので、うっかり間違えないように注意しましょう。
チケット購入前に「Big bus?」と聞くようにすると間違えを防止できます。なかなか強烈な客引きですが、バスか否かは意外と教えてくれます。
バスの座席は指定席の場合がある
バンコクからパタヤへのバスは基本的に指定席です。チケットの青枠部分に席番号の記載があるので、バスに乗車したら、指定の席に着席しましょう。
自分が座る席の背もたれの裏側に席番号が記載されています。そのため、自分の席番号に座ると1列前の席番号が見えるという仕組みです。
少しわかりづらいですが、間違っていたら他のお客さんが教えてくれるので、それほど心配しなくて大丈夫です。
バンコクからパタヤへの行き方は大きく3種類
バンコクからパタヤへ行く方法は、バスを含めて大きく3つの方法があります。
- バス
- ロットゥー(ミニバン)
- タクシー
やはり1番利便性が高いのはタクシーですが、その分かかる費用も大きくなります。タクシーでバンコクからパタヤまで行く場合の相場は、片道約1,500〜2,000バーツ(約5,840〜7,800円)です。荷物が多い場合や、複数人で利用する場合は、タクシーの利用もおすすめです。
他の方法は片道500円前後で移動できます。ロットゥーとバスの差額はごく少額ですが、運転が荒いかったり、停車場所が多くて時間がかかったりするため、バスの方が安心です。
バンコクからパタヤはバスで楽々アクセス!
今回は、バンコクからパタヤまでのバス移動について解説しました。バスターミナルの場所やチケット代、時刻表などについても紹介したので、この記事を参考にすれば、バンコクからパタヤまでのバス移動もばっちりのはずです!
海外で長距離バスに乗るのは少しハードルが高いという方も多いかもしれませんが、それほど難しくないので、ぜひ挑戦してみてください。
※2023年2月20時点のレート、1バーツ=3.90円で計算しています。