最近では海外渡航の必須アイテムとなりつつあるワクチンパスポート(新型コロナワクチン接種証明書)。私も海外渡航の予定があり、早速発行してきたので、体験を元に発行方法や所要日数を解説します。
海外渡航の予定がある場合は、持っていると安心なので、早めに準備をしておきましょう!
注意
新型コロナウイルスのワクチンパスポートの状況は日々変化しています。
本記事は2021年11月の情報を元に作成しているため、最新情報は厚生労働省の公式HPなどで確認するようにしてください。
ワクチンパスポート発行場所・必要なもの
まずは、ワクチンパスポートの発行場所と必要書類を解説します。
発行場所
ワクチンの接種券を発行した市町村(基本的には住民票がある場所)
基本的には住民票がある住所の役場に行けば、発行をすることができます。対応している課は市町村によって異なるようなので、チェックしてから行きましょう!
申請に必要な書類
- 申請書(各市町村が準備しています)
- 海外渡航時に有効なパスポート
- 接種券のうち「予診のみ」部分
- 接種済証又は接種記録書
- 本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)※
- 返送用封筒と切手(宛名記載・84円切手貼り付け)※
- 委任状(代理人が申請する場合)※
※各市町村によって異なる場合あり。
1〜4は必ず必要なものとなっています。3を紛失してしまった場合は、マイナンバーが確認できる書類が必要となります。
そのほかにも各市町村によって必要書類が異なるため、必ず申請する先の公式HPで確認するようにしてください。「ワクチンパスポート 〇〇(市町村名)」で検索するとすぐに出てくるはずです!
参照:厚生労働省公式HP
ワクチンパスポート発行までの所要日数
ワクチンパスポート発行までにどれくらいの時間がかかるのでしょうか?
結論、1週間〜10日ほどと考えておくのが良いでしょう。即日発行の場合もあるようですが、基本的には申請後、数日間は発行までにかかるようです。
また、郵送で発行を依頼した場合には書類に不備があると再度申請が必要となるため、余裕を持った申請がおすすめです。
私は渡航日も近かったので、2回目のワクチン接種完了後、その日に発行手続きをしてきました!翌日には書類ができたとの連絡があり、受け取りができました。(役所で申請&受け取りの場合)
大きい上に、ただの紙なので、失くしてしまいそうです。
ワクチンパスポートを発行する際の注意点
ワクチンパスポートを発行する際には、いくつかの注意点があります。渡航前にバタバタしないように、しっかりとチェックし、早めに準備を開始しましょう!
海外渡航や入国の目的でない場合は発行できない
日本では現在、海外渡航時や日本への入国、帰国時の利用を目的としている場合のみワクチンパスポートが発行可能となっています。指定の目的外の場合は、発行できません。
海外でワクチン接種を行なっている場合は発行できない
日本のワクチンパスポートが発行できるのは、日本で新型コロナウイルスのワクチンを接種している場合です。そのため、海外でワクチンを接種し、日本でワクチンパスポートを発行することは現状できません。
本人が申請しない場合には委任状が必要な場合がある
基本的には本人がワクチンパスポートを申請することがスムーズですが、どうしても行けない場合は代理人の申請でも可能な市町村もあります。その場合は、基本委任状が必要となるため、準備しておきましょう。
全世界で使えるわけではない
日本のワクチンパスポートは、まだまだ全世界で使えるわけではありません。日に日に使用可能国は増えていますが、少ない状態が続いています。外務省の公式HPで使用可能国がアップデートされているので、まずは自分が渡航予定の国で使用可能かチェックしてみましょう。
渡航予定国が使用可能でない場合でも、ワクチンパスポートの発行は可能です。海外へ渡航予定がある場合は発行しておくと安心ですよ◎
しっかりと準備をして海外渡航に備えよう!
少し申請が面倒なワクチンパスポートですが、海外渡航には必須のアイテムとなっています。渡航直前になって慌てて発行することがないように、遅くとも2週間前くらいには発行の申請を行うようにしましょう!